2013年1月11日金曜日

Linux にリモートデスクトップで接続

表題のとおりです。なかなかいいよという噂を聞いたので試してみました。

まずは EPEL を enable しておきます。
# yum search xrdp
(snip)
Installed:
  xrdp.x86_64 0:0.5.0-0.13.el6                                                                                                 

Complete!
インストールは簡単ですね。
# service xrdp start
いきなり開始します。これだけ。そして・・・


このように Windows のリモートデスクトップ接続で接続できます。ただこのままだと日本語キーボードでは問題があるのでこのファイルを /etc/xrdp に置く必要があります。(以降のバージョンでは直っている可能性があります。その場合は xrdp-genkeymap を実行するとそのファイルが生成できるはずです。)

ちなみに接続する解像度がキーになっているのか、同一の解像度で接続すると同じセッションが取得できます。逆に言うと別の解像度で接続すると新たなセッションが割り当てられます。ログアウトすると当然そのセッションはなくなります。

なかなか感動もんですがどうなってるか気になりますよね。これを見ればある程度わかるかも?
$ ps -ef | grep vnc
user   18453 18451  0 23:17 pts/0    00:00:01 Xvnc :10 -geometry 1680x1050 -depth 16 -rfbauth /home/user/.vnc/sesman_user_passwd -bs -ac -nolisten tcp -localhost -dpi 96
つまり通信はリモートデスクトップのプロトコルに準じてるわけですが、その先は VNC サーバーを自動で立ち上げてくれているみたいです。なので上に書いたように解像度を変えると別のセッションになったりしますが、最悪 VNC のディスプレイ番号を見つければ、そのマシン上からは vncviewer で接続できます。

まあ家だとつないでるマシンとサーバー間に距離がない、というかGBitの中なので VNC とどっちがいいとかあまりないですが、vncclient を入れてない Windows 機からもつなげるのはありがたいですね。ちなみに、/etc/xrdp/xrdp.ini をいじると、固定の VNC ディスプレイに接続することもできます。vino とかを使ってる場合はそれで :0 につなげることも確認しました。

なかなか便利ですよね。しばらく使ってみることにします。

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